01
現在の仕事内容は何ですか?


2023年前期に本番稼働を迎えたSAP導入プロジェクトで保守側のメンバーとして参画しています。
チームとしてはSCM(Supply Chain Management)に配属しており製造から販売までの製商品の物流に関わる部分で発生した課題の解決やお客様からの問合せをメインに対応しています。
またチームの中で古株のメンバーになるのでこれまでに得た情報や、対応してきた内容を資料化し他メンバーに共有することでチーム内の知識共有、教育も併せて実施しています。

02
どうしてスクリプトに入社しようとおもったのですか?


大学院ではコンピュータ・情報システム学を専攻しており組み込み系の分野を専門に学んでいました。その為、就職活動当初はメーカー系を中心に会社を探していました。そんな中、偶然学内の説明会にスクリプトが参加しており、そこで先輩方に声をかけられて初めてITコンサルタントという職種を認識しました。
それ以降いきなり就職活動の方針転換をしたわけではありませんが就職活動を続けていくうち、技術力一本で仕事をし続けるよりもお客様との対話、提案に重きを置きつつ今までに学んだITスキルも活かせるITコンサルタントという職種に魅力を感じ始めました。その中でもスクリプトは社員の自主性を尊重する風通しの良い職場環境で自分に何となく合っていそうだという直感から入社を決めました。
面接をしてくれた方と趣味(写真、自転車)が合っていたというのも理由の一つかもしれません笑

03
参画したプロジェクトで心に残っているものがあれば教えてください!

社会人5~7年目に在籍していたプロジェクトです。当時、国内でもあまり導入例がないSAPのSuccess Factors(以下SFs略)という製品を新規導入するプロジェクトです。自分も今まで全く触れてこなかった製品だったのですが参画したチームはそのSFsでそもそも何が出来るかといった仕様調査、また各チームから上がってくる技術的な問合せを調査、整理をしてプロジェクト全体に共有するという役割を担うチームでした。
当然、最初は何も分からない状態だったのですがコツコツ調べてまとめ、発信することを続けていくうちプロジェクトメンバーからは「先生」と呼ばれるようになりました。この経験で未経験のことに対しても地道に努力を積み上げていく大切さ、新しいことにチャレンジする際に臆さなくてよい、ということを学びました。

04
仕事のやりがいは何ですか?


自分は様々な立場の人と出会い、コミュニケーションを取れることだと思っています。
もちろん他の業界、職種でも自社の中で体験できるのかもしれませんが、我々の仕事では方やお客様(SAPを利用する側)の立場、方やベンダー(SAPを導入、開発する側)の立場、方や現行システムの保守をする会社の立場とプロジェクトによって様々な立ち位置で参画します。
ひとつ前のプロジェクトではベンダー側で参画し「お客様が無茶を言っていて大変だったな…」ということも、次のプロジェクトでお客様側で参画すると「ベンダーはなぜこちらの意図を汲み取ってくれないのだろう」と立場によって感じ方はコロコロと変わります。
様々な立場で働くことで広い視野で物事を考えることが出来るようになり、また相手を思いやった提案をすることが出来るようになる、そういった自身の成長を感じ取れることが私にとっての仕事のやりがいです。

05
今後のキャリア形成で目指すことは何ですか?


7年目くらいまではとにかくプロジェクト先で活躍し、社外で名を上げることを目標に働いていました。そんな考え方も徐々に変わり、今では自社の社員の育成にもっと力を入れていきたいと考えています。
自分一人ががむしゃらになって働くよりも同じ知識やマインドを共有し、一緒に頑張ってくれる社員と働いた方が会社にとっても各々にとっても良いと思うからです。一人で働きたいなら会社に属さずフリーランスで働いた方が動きやすいですからね。
なので今後は自分の得た知識や経験、考え方を共有し社員皆がスクリプトで働いていて良かったと思えるような土台をつくることを目標に頑張っていきたいと思います。

06
現場で学んだことで、今でも役立っているものは何ですか?


上記問でも触れている内容にはなりますが、様々な立場で働くことで経験できた広い視野で物事を考えることかなと思います。
また、誰にでも寛容に丁寧に接することで気づけば心を開いてくれるようになりコミュニケーションも円滑に取ることが出来るようになるということも学びました。公私問わず役に立つ考え方、立ち振る舞いなのかなと思います。

07
最も大きな失敗談を教えてください!


まだ自分が相手の立場に立つことが出来ていなかった2~3年目の頃、お客様へ提出した資料で何を書いているかよく分からないという指摘を受けてしまいました。自分で読んでみても特におかしいところは無くなぜだろうと疑問に思っていましたが、原因は専門用語や前提となる知識を持っていない人にとって読解するのが難しい資料構成になっていたことでした。今まで開発者という立場で同レベルの人たちとしか接していなかったため相手の立場に立った物の見方が出来ていなかったという訳です。
自分にとっての当たり前が他の人にとっては当たり前では無い、という考えてみれば非常に簡単なことなのですが当時の自分にとっては目から鱗な出来事でした。これを起点に、「どんな人がどんな状態で見ても意味を理解できる」を心掛けて相手の立場に立った言葉遣い、文書を書くようになりました。

08
スクリプトで活躍できる人はどんな人でしょうか?


何にでも興味を持ちとりあえずやってみようという挑戦心を持っている人だと私は思っています。
自分自身、入社してから社内情シス、新人研修講師、新卒採用、自社HP作成、自社ではまだ経験している方が少なかったSAPクラウドのプロジェクト参画、未経験のSAP他モジュールのプロジェクト参画等様々なことにチャレンジしてきました。
直接関係がないと思われる分野でもそこで学んだ知識は別の分野で必ず活かされると今までの経験から実感していますし、その積み重ねが将来の活躍につながるのではないでしょうか。

09
応募を迷っている方にメッセージをお願いします!

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがありますよね。仕事をする上でも重要な考え方だと自分は思っています。自分は学生時代はコミュニケーションは苦手でモノづくりが好きなタイプの人間でした。いざ人と話すと上がってしまい事前に考えていたことの6割も話せていなかったと思います。
ただ、好きなことを続けていくうち(自分の場合はプログラミングなど)に自信を持ち、いつの間にか様々な人と接することで少しずつコミュニケーションに対する苦手意識も薄れていきました。
ITコンサルだからと言ってコミュニケーション、プログラミング、プレゼンテーションなど最初から全部が得意である必要はありません。むしろ苦手意識を改善するチャンスでもあります。
何か一つでもこれが好きだな、と思えるところがあればぜひ応募してみてください。そんな勇気ある一歩を踏み出した皆さんと一緒に働けるのを待ち望んでいます!